


冲方丁といえば、ライトノベル・SF・時代小説と、その仕事は幅広いのですが、時代小説といっても中世、しかも女性を主人公に選ぶとは、意外でした。本当に守備範囲の広い方です。
わかりやすい、現代の言葉で清少納言の人生を描きつつ、枕草子を執筆した動機や謎に迫る作品です。
中世貴族社会の華やかさと、徐々にその世界から追い詰められ没落していく様を描いていく作者の筆致は見事の一言。
この作品を読めば、学校で習った「枕草子」や清少納言その人に対するイメージも一変し、華やかな世界観と作者清少納言の魂に心打たれること間違いなし!
東急プラザ戸塚店・TF
中世貴族社会の華やかさと、徐々にその世界から追い詰められ没落していく様を描いていく作者の筆致は見事の一言。
この作品を読めば、学校で習った「枕草子」や清少納言その人に対するイメージも一変し、華やかな世界観と作者清少納言の魂に心打たれること間違いなし!

