『あそびのじかん』/しみずみえ/英治出版/1,300円+税
現在、今年で5歳になる娘と日々「あそび」を楽しんでおります。
普段は「これが脳にきく!」ですとか「小さなときにもっと自然に触れさせなければダメだ!」
なんて考えることもなく、ただ娘と笑い転げるだけの父親です。
ただ、ちょっと改まって「子育て」というものを考え出すと「あれもやったほうがいいか、
これはやらないほうがいいか」なんて疑心暗鬼にかかってしまうこともしばしばです。
また、周りのお母さん、お父さん方とくらべて「自分は全然考えてないなあ」と反省することもあります。
そんな中で読んだ本書の「ないものを数えることではなく、違う環境、違う視点から得られるヒントを日常に活かすこと」という言葉に出会い、視界が開けた気分です。
親が必要以上にかしこまらず、等身大の自分として子どもに接すること、本当の意味で「のびのび」遊ばせること、本書を読み進めればこういったことがスッと頭に心にはいいてくるのではないかと思います。
一人の親としてぜひ読んでいただきたい1冊です。
文/ STORY STORY(小田急百貨店新宿店本館10F)・HS