『さよならインターネット まもなく消えるその「輪郭」について』/家入一真/中央公論新社 中公新書ラクレ/820円+税
連続起業家、家入一真氏の新刊である。
インターネットの興隆とともに様々なインターネットサービスを立ち上げ成功させて最年少で株式上場を果たした著者がなぜ今、さよならインターネットなのか?
連続起業家、家入一真氏の新刊である。
インターネットの興隆とともに様々なインターネットサービスを立ち上げ成功させて最年少で株式上場を果たした著者がなぜ今、さよならインターネットなのか?
インターネットとの出会いからインターネットサービスの立ち上げ、起業と成功。
著者自身の経歴とインターネット20年の歴史を重ねあわせて常に変化していくインターネットのこれからのあり方をこの本は再考する。
インターネットはいまやスマートフォンの出現や常時接続、IoTと空気のような存在となり現代人の生活にはなくてはならないものとなった。
著者はこの空気のようになったインターネットがむしろ人々を狭い世界へ閉じ込めるのではないかと考える。
そして以前はワクワクとした可能性に満ちていたインターネットの輪郭を取り戻そうと語る。
さらにこの輪郭はもはやインターネットでなくてのいいかもしれないと。
この本、すごく真面目な内容ですがスマホ、SNS世代の人たちのこれからの生き方のヒントになるのかもしれません。
文/ アトレ亀戸店・J.I