『カレーの愛し方殺し方』/手条萌/彩流社/1,600円+税
匂いもしないのに、大体こういう街並みだとここを曲がったらカレー屋がある。
都市構造を勝手に把握し、街をさまようと、本当に角を曲がるとカレー屋がある。
そして何の抵抗もなく、吸い込まれてゆく。
なぜ、ラーメンではなくカレーなのか?
あるようでなかった本である。
相鉄線沿線には信頼できる、インドカレー店が多いらしい。
作者本人が思うに、「相鉄線カレー黄金ライン」なるものがあるらしい。
大体こういう本は、おいしい店だけ載せるのが当たり前だが、おいしい店だけではなく、おいしくない店(あくまで作者感想)も載っていて、勇気があるなぁ、と思う。
巻末には閉店した店が載っていて、それでは食べに行きたくても食べられないガイドになっている。
読み終わった後は、必ずカレーが食べたくなる。たぶん。
文/
センター南駅店・HK



