
有隣堂に働くみんなから今年もたくさんのおすすめ投稿が届きました。
投稿は昨年刊行の「私がおすすめする本と仲間たち」で用いた方法~シンボライズされた漢字に振り分けて掲載~を
採用いたしました。
投稿者のおすすめコメントを編集委員全員が読み、それぞれのイメージにあった漢字を全員で話し合って決めようとしたのですが・・・今年もやっぱりもめまして、その結果、漢字が2つ増えました。
ひとつは「義」。
民族問題、国家間の対立などで戦火の火種が世界各地でくすぶり、きな臭い空気漂う今日この頃。
「正義」の価値観は人によって違うと思いますが、その意味や人間のあるべき生き方について共に考え、そして本当に理解し合える関係を築くことができればと思います。本は様々な視点を与えてくれます。本にちょっときっかけをもらって考えてみるのもいいのではないでしょうか。
あ、ちょっとまじめになっちゃいました(^_^;)
もうひとつは「涙」。
大人になって、涙の理由(わけ)も子どものころとは違いませんか。
転んだり、叱られたり、いじわるされたり、迷子になったりして涙がでていた子ども時代とくらべてどっちかというと激しく共感したり、感極まって涙をながすことのほうが多くないですか?大人の皆さんどうでしょ。
歳月と経験を重ね、多少は他人の気持ちがわかる大人になったからでしょうか?
あ、ちょっとおセンチになっちゃいました(^_^;)
今回、編集委員が投稿を振り分けたのは14のイメージ漢字ですが、
皆さんにも「これ!」という漢字がきっとあるはず。
自分なりの漢字をイメージしながら冊子を楽しんでいただくのもよろしいかと思います。
※「私がおすすめする本たち」は5月初旬配布予定です。
文/私がおすすめする本たち編集委員(HK)
有隣堂のホームページでも、2017年発行の「私がおすすめする本たち」の詳細をご覧いただけます。
>> 2017年も配布いたします! 第11回「私がおすすめする本たち」
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(本の泉スタッフ)
