いよいよ完成が近づいて参りました「私がおすすめする本たち」。
今年も面白い企画が目白押しです。
先週ご紹介した特別企画だけでなく、有隣堂のスタッフ6名が自宅の本棚をこっそり紹介してくれる「本棚とわたし」や、入手困難となった作品の中から「これぞ!」というものを選び抜いて甦らせた「有隣堂“限定”復刊文庫」を紹介するコーナーなど、読み応えのある企画が盛りだくさん。
そんな中で昨年好評(?)であったため引き続いているコーナーもございます。
その名も“ほんやさんに〇〇たよ”です。
編集委員の間では“しんくん劇場”で通っています。
もともとは第10号(2016年発行)の編集会議の際、本屋の薀蓄話を載せたいという企画が持ち上がり、よりわかりやすく、親しみやすくするため小学生のしんくんを登場させたのが始まりのようです。
昨年の舞台は昭和でした。小学4年生のしんくんが街の小さな本屋さんに遊びに行き、そこのおじさんとおばさんに本について色々なことを教わります。
書店に勤めていて、普段何気なく聞いている言葉も、こうしてあらためて説明してもらうと「ほほーっ。」と思わず納得してしまうものです。
昨年の舞台は昭和でした。小学4年生のしんくんが街の小さな本屋さんに遊びに行き、そこのおじさんとおばさんに本について色々なことを教わります。
書店に勤めていて、普段何気なく聞いている言葉も、こうしてあらためて説明してもらうと「ほほーっ。」と思わず納得してしまうものです。
さて、今年の“しんくん”は“しんさん”となって若旦那で登場します。
近くに住むご隠居と本屋談義に花を咲かせます。
落語調で繰り広げられる二人の軽妙な掛け合いが、思わず笑いを誘います。
実は、この“しんくん”にはモデルがいるとかいないとか。
男性なのか、女性なのか? 若者なのか、大ベテランなのか?
とは言うものの、書店人としての知識はちゃんと持ち合わせているはず(?)ですのでご安心ください。
どこか懐かしく、ほのぼのとした雰囲気を味わえます。
※「私がおすすめする本たち」は5月初旬配布予定です。
文/私がおすすめする本たち編集委員(CM)
