607『他人の始まり因果の終わり』/ECD/河出書房新社/1,700円+税外部リンク 
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ラッパーECDをしっかりと認識したのは、
写真家でありECDの妻である植本一子のエッセイ『働けECD』から。
元来、エッセイはあまり読まないたちではあるが、
なぜかこの夫婦の作品は必ず読んでいる。
家族のこと、自身のがん、自分史的な要素の濃い一冊。

たんたんと綴られる文体の中に、心の奥に響く一文が出現する。
ラッパー所以なのか、唯一無二の読み心地である。

ECDと植本一子。ふたりの過ごした時間を個々に読むと
家族の形の多様さに、個の生き方に、無限の広がりを感じる。

2017年10月には植本一子の新刊も発売予定。

文/ ミウィ橋本店・SR


『働けECD
わたしの育児混沌記』
植本一子/ミュージックマガジン/1,500円+税
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