『夜露死苦現代詩』／都築響一／筑摩書房 ちくま文庫／950円＋税
言葉の力は決して学術書や名著と呼ばれるもののなかだけでなく様々な所に存在していることを再認識させられる。
世間的にはプラスに向かったものが溢れているが決してそれだけでなくマイナスに向かったもの（こそ）にも言葉の力を感じられるものである。
そこでこの一冊、世の中に存在する『コトバ』を現代詩という切り口で見事に光を当てている。
それは死刑囚の俳句だったり不良の学生服の裏地の刺繍の言葉であったり、トイレの落書きだったり、はたまた見世物小屋の口上だったりと様々である。
言葉の表面だけを見るとただの文章だがそれを発する人が加わることで全く違う空気を発する。芸術は爆発するのは「あの方」が発するから爆発なのである。
そんな決してプラスではないが言葉の持つ圧倒的な力を
今までと全く違う角度から感じられる一冊なんで夜露死苦。
文／
藤沢本町 トレアージュ白旗店・MY
言葉の表面だけを見るとただの文章だがそれを発する人が加わることで全く違う空気を発する。芸術は爆発するのは「あの方」が発するから爆発なのである。
そんな決してプラスではないが言葉の持つ圧倒的な力を
今までと全く違う角度から感じられる一冊なんで夜露死苦。
文／
藤沢本町 トレアージュ白旗店・MY
