『神さまたちの遊ぶ庭』/宮下奈都/光文社 光文社文庫/600円+税
「もうさ、笑っちゃって大変!」という友人の勧めで読んだ宮下奈都さんの本。
著者の言葉を借りれば
「フィクションではなく、ノンフィクションとも呼べない、エッセイに限りなく近い本」
である。
単行本、文庫とも装丁がとても可愛らしい。
大自然の中で暮らしたいというご主人の希望で2013年4月から一年間、宮下家は住み慣れた福井県から北海道の大雪山国立公園の中のトムラウシという集落で生活することになる。
その日々の出来事を日記のような形で綴られている。
中学生と小学生の3人の子どもたちは山村留学、そしてご主人はなんと無職になってしまうのだが、トムラウシでの暮らしが現地の人たちとのふれあいや雄大な自然の中でかけがえのないものとして語られていく。
同じくらいの子どもの親として、子どもを取り巻く環境のあり方や意味、さまざまな学びについても、とてもとても考えさせられた。
勧めてくれた友人の「もう笑っちゃって大変!」の意味は、ぜひぜひ読んでみて味わってもらいたい。
私自身「クスクス」どころか「ブハハ」と笑い声をあげてしまい、娘たちに怪訝な顔をされてしまったのだった。
文/
ミウィ橋本店・MM
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