『ロバート・キャパ写真集』/ICPロバート・キャパ・アーカイブ/岩波書店 岩波文庫/1,400円+税
世界最高の
戦争写真家の思い出に
ロバート・キャパ、本名、エンドレ・フリードマン。
ハンガリーのブダペストに生まれる。
その後、ドイツに移住して写真家としてデビューするも、ヒトラーの独裁政治から逃れるように、パリに移住をする。
このパリで恋人となるゲルダ・タローに巡り合い、ふたりで架空のアメリカ写真家ロバート・キャパをつくり出して売り込みをしたが、すぐにばれてしまい、エンドレ自身がロバート・キャパを名乗るようになった。
知らなかった、ロバート・キャパという名前がそのようにつけられていたとは。
岩波文庫、初の写真集。
戦争の写真が多いが、なにか、暖かいものを感じるのは気のせいだろうか?
この文庫の中で、アンリ・マティスとゴッホの写真が非常に興味深い。
このふたりが写真を撮らせるのはよほど、親睦があったのだろう。
1954年に来日していたが、ベトナムへ急遽取材にいくことになり、その地で地雷を踏んで、40歳という若さでこの世を去る。
今、2018年に生きていたら、どんな写真を撮っていたのか。
興味が尽きない。
文/
ラスカ小田原店・H・K



