


アラスカに魅せられ続けた写真家、星野道夫氏との出会いから突然の別れまでの日々を、共にアラスカで結婚生活を送った直子夫人が語ります。
道夫氏からプロポーズを受けるまで日本から出た事がなかった直子夫人。
初めて訪れたアラスカで、人々に温かく迎えられ、美しいオーロラの揺らめきを見つめているうちに
ふと、「何も心配することはない、というメッセージを受け取った気がした」と言います。
自然のままに残されたトーテムポールを求めて、二人で無人島を訪れたり、撮影のためのキャンプ生活を送ったり……
時には神秘的ともいえるアラスカの大自然に包まれながら、その世界観をしなやかな感性で受け入れていく直子夫人。
本書の最後では、思い出の一つとして二人の何気ない会話が綴られています。
とても短いやりとりですが、静かな優しさに満ちていて、道夫氏が問い続けてきたことの答えが見えてくるような気がします。
道夫氏が遺した美しい写真の数々と一緒にエッセイの一部も掲載されています。
この機会にぜひ、道夫氏の他の著書も手にとっていただければと思います。
文/
シャポー市川店・N.K
初めて訪れたアラスカで、人々に温かく迎えられ、美しいオーロラの揺らめきを見つめているうちに
ふと、「何も心配することはない、というメッセージを受け取った気がした」と言います。
自然のままに残されたトーテムポールを求めて、二人で無人島を訪れたり、撮影のためのキャンプ生活を送ったり……
時には神秘的ともいえるアラスカの大自然に包まれながら、その世界観をしなやかな感性で受け入れていく直子夫人。
本書の最後では、思い出の一つとして二人の何気ない会話が綴られています。
とても短いやりとりですが、静かな優しさに満ちていて、道夫氏が問い続けてきたことの答えが見えてくるような気がします。
道夫氏が遺した美しい写真の数々と一緒にエッセイの一部も掲載されています。
この機会にぜひ、道夫氏の他の著書も手にとっていただければと思います。
文/

