372『おはようスーちゃん』/ジョーン・G・ロビンソン:作・絵 中川李枝子:訳/アリス館/1,200円+税外部リンク 
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小さな女の子・スーちゃんの、楽しいことがいっぱいの毎日を描いた9つのお話。
表紙の可愛らしさに一目惚れして衝動買いしました。

作者のジョーン・G・ロビンソンはイギリス出身、物語も挿絵も全て彼女が描いています。
(『思い出のマーニー』の作者でもあります)
小さい子のぷくぷくした愛らしさや、びっくりしたり、じーっと何かを見つめたりする表情の豊かさがよく表れている挿絵が、本当に素敵です。
スーちゃんとお母さんが喫茶店でアイスクリームを食べている扉絵などは、そのままポスターになるのでは、という位おしゃれでキュート。
こんな絵が描けたらなあ!

そして物語も、どれもとても幸せで温かい。
スーちゃんの可愛らしさもさることながら、パパやママ、周りの大人たちがスーちゃんをきちんと1人の人として認め、愛情をたっぷり注いで見守っている様子が伝わってきて、とても幸せな気分にさせてくれます。

おでかけから帰ってくるママを喜ばせるため、小さな紙で花瓶敷きを作り、
「あたしのびっくりができました」とパパに報告するスーちゃん。
ママへのお誕生日カードを書いた後、パパに何もないのはかわいそう、と
パパにもカードを書くスーちゃん。
どのスーちゃんもたまらなく可愛い!!

幼稚園~小学生くらいのお子さんへのプレゼントにぴったりですが、
児童書にしておくのはもったいない、大人にも是非読んでほしい1冊。
たくさんの人を幸せにできる、本当に素敵な本です。

文/ アトレ恵比寿店・SY
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