日日好日『好日日記  季節のように生きる』/森下典子/パルコ出版/1,500円+税外部リンク 
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いい本だなあ。読み終わって素直にそう思います。
今年2018年に映画化された、『日日是好日』の続編です。

著者の森下典子さんは『日日是好日』の中で20歳でお茶をはじめ、
お茶の稽古を通して、季節を五感で感じる喜び、「いま」を慈しみ味わうことを知りました。
お茶を習って40年、森下さんは今も週に一度、お稽古に通っています。

本書では、稽古の所作、お菓子やお道具、日本の四季の移ろいが細やかに描かれ、本の中から風の香りや陽の光が感じられるような気さえします。
添えられた挿絵も素敵です。

「先今年無事芽出度千秋楽」
(まず こんねん ぶじ めでたく せんしゅうらく)
一年の締めくくりは、この掛け軸。

忙しい師走にちょっと立ち止まって、心を落ち着けたいときにピッタリです。

文/ 町田モディ店・MI


『日日是好日
「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
森下典子/新潮文庫/550円+税
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