
山本ルンルン/KADOKAWA HARTA COMIX/740円+税


父と死に別れ、不本意のうちにサーカスの一員となった少女オルガが、革命前のロシアをサーカスの仲間たちと巡業しながら人間関係に悩み、芸に悩み、恋に悩みながら成長していきます。
おとぎ話の絵本のようにかわいらしい絵柄で、
装丁も飾っておきたいくらいキュート!
だけどお話はちょっとビターです。
時代考証もしっかりされており、
20世紀初頭のロシアの街の雰囲気や人々の暮らしにも説得力があります。
巡業先で大富豪の子息ユーリィと偶然の出会いと別れを繰り返しながら、
身分違いのほのかな恋に身を焦がすオルガ。
オルガをからかいながらも陰ながら支える相棒のレオ。
最終巻の3巻は帝政ロシアが陰り革命の足音が聞こえてくる時代、
3人もまた時代の流れに翻弄されていきます。
すっかり大人になったオルガたちが選び取る道とは――?
大人のメルヘン漫画が読みたくなったら、おすすめの1冊です。
文/
アトレ亀戸店・YK
装丁も飾っておきたいくらいキュート!
だけどお話はちょっとビターです。
時代考証もしっかりされており、
20世紀初頭のロシアの街の雰囲気や人々の暮らしにも説得力があります。
巡業先で大富豪の子息ユーリィと偶然の出会いと別れを繰り返しながら、
身分違いのほのかな恋に身を焦がすオルガ。
オルガをからかいながらも陰ながら支える相棒のレオ。
最終巻の3巻は帝政ロシアが陰り革命の足音が聞こえてくる時代、
3人もまた時代の流れに翻弄されていきます。
すっかり大人になったオルガたちが選び取る道とは――?
大人のメルヘン漫画が読みたくなったら、おすすめの1冊です。
文/

