旅屋おかえり『旅屋おかえり』／原田マハ／集英社 集英社文庫／600円＋税外部リンク 
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売れないアラサー元アイドル「おかえり」こと、丘えりか。
スポンサーの名前を間違えて連呼してしまった事が原因で番組を打ち切られてしまい、失業に。
これからどうする「おかえり」。
ひょんなきっかけから、旅に行きたくても行けない人の代理人として「旅屋」を始めることになりました。

難病と闘う家元の跡取り、真弓。病気になったことから心が離れてしまった父との絆を取り戻すための「昔、家族で行った思い出の満開の桜を探して欲しい」との依頼に、秋田県の角館へ旅にでるおかえり。

事情があっておかえりに旅を依頼する人、旅先で出会う人々、それぞれの人生や風景に、時には涙がじんわり～、時には笑いが、と色々なストーリーが続きます。

こんなビジネス仕事としてどうなのか？ 成立するの？ ……と思いながら読み終えたあと、旅をしたい気持ちが押さえきれず、今度の休みには旅にいく事にいたしました。

行ってきます！！

文／ ルミネ横浜店・M.S



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