


私がハシビロコウという名を知ったのは、某地獄の補佐官様が主人公のコミックスなのですが、その後、実際に見た最初の感想が「デカイ!!」でした。
体が大きい、顔が大きい、クチバシが大きい。
続いてその眼光の鋭さのわりに、後ろから見ると寝ぐせのように頭の羽がぴょこぴょこしてるのが可愛い!でした。
色が色なので動かないと本当に置物みたいなのですが、その妙に特徴のある姿に愛着がわきました。
この本はハシビロコウの野生の生態から身体の構造や行動まで、多くの写真付きで解説されています。
初めてハシビロコウが確認されてから120年後には日本に来ていたというスピード来日(?)。
しかもその子はご長寿世界一で今も存命中!
現在も国内の動物園で飼育されているハシビロコウは他の国に比べても多いそうで、日本での人気の高さが分かりますよね。
また飼育員さんのインタビューからも見た目と行動のギャップが可愛いかったり、とっても賢いことも分かります。
ハードボイルド感溢れる姿と顔のハシビロコウ。
どこかに隠れていたのか会えなかった、なんてこともあまり無いだろうと思うので、ぜひこの本片手に会いに行ってみてください。
文/ 伊勢佐木町本店・K.N
