


現代の子どもの悩み50項目について、五味さんが軽やかに答えます。
「何をしたいのか自分でよくわからないんだ」
「ぼく、友だちができないんだ……」
「性格が暗いと人から言われるけど……」
よく聞くような悩みですが、五味さんの切り口が秀逸です。
「人間の性格というものは、電球じゃないのですから明るくても暗くてもいいのです」
(69ページより抜粋)
同じように悩んでいた子どもの頃の自分が、この本に出逢っていたらどうだったでしょうか。
いま、何かを窮屈に感じている子どものみなさんと、また、子どもの頃も窮屈だったが大人になっても意外と窮屈だと感じている大人のみなさんに贈りたい本です。
文/

