430『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い/西尾維新/講談社 講談社文庫/781円+税外部リンク 
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各分野の天才たちが集まる島、
ひと癖あるなんてものじゃない彼らとの共同生活は
順風満帆とはとても言えないものであった。


絶海の孤島、鴉の濡れ羽島に招待された主人公たち。

絶海の孤島に招待されるとか
どう考えても事件が起こるにきまっているでしょうと言いたいところですが、
物語は滞在3日目からスタート。

屋敷の主人と招待された各分野の天才たち、
その付き添い、メイドたち合わせて12人での孤島での生活は平穏に始まったのです。
ところが、やはりそう甘くはない。

4日目に見つかる首切り死体。
そのうえ密室のおまけつきで警察は呼べないことに。
主人公たちは無事この島から出ることはできるのでしょうか。

ミステリー作品としてとても良い作品ですが、
私個人的にはキャラクターたちが本当に魅力的なのです。
天才たちも人間なのです。
ただしやはり凡人ではないのです。

ぜひこの世界に一度入ってみてください。

文/ センター南駅店・T.K

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