


2019年5月に刊行され、ムックとしては異例の改訂版が2020年10月に発売になりました。
動かない鳥として人気のハシビロコウですが、その生態は知られていないことが多くあります。
本書では成長とともに目の色が変化したり、親しい相手への挨拶など、体のしくみや生態についてイラストと図でわかりやすく解説しています。
動かないので、なんとなくのんびりしている印象がありますが、動物園の飼育員さんとのエピソードを読むと、とても賢くて個性があることがわかります。
アフリカで生息している野生のハシビロコウを見ることは難しいですが、国内の動物園で飼育されている彼らには会いにいくことができます。
ちなみにこのムックを参考にして動物園に行ったところ、活発に動いているハシビロコウをはじめて観察することができて、とてもうれしかったです。
この本を読んでから動物園に行けば、きっともっとたのしくなりますよ。
文/ ルミネ横浜店・N.K.
2020年6月の「本の泉」でもご紹介しています。
あわせてご覧くださいませ。
⇒ ハードボイルド感溢れる姿と顔 『動かなくてカッコいい鳥 ハシビロコウのすべて』
(本の泉スタッフM)
