


凶悪犯を父に持つ女子高校生、優莉結衣。
結衣は幼いころから父に武術や銃術を教わっていた。
『人は生まれてきたようにしか生きられない』
自らの生い立ちに引け目を感じる結衣は、
人との関わりを避け学校生活で孤独を貫く。
問題を起こさず静かに生活したい結衣の気持ちとは裏腹に、
結衣の周りでは次々と殺人事件が起こる。
結衣は持ち前の判断力と知識で人々を救う。
結衣に対して強い偏見を持っていた人々は、
助けられてようやく結衣が優しい心の持ち主であると気づく。
また結衣自身も理解者が増えることで、
彼らと一緒に居たいという感じたことのない気持ちが芽生え始める。
ドキドキハラハラが止まらないピンチの連続と
繊細に描かれた仲間との出会いや別れがあなたをきっと魅了する。
アクション好きにはたまらない一冊。
文/ センター南駅店・T.M
