


ドラマ化された『流星ワゴン』が代表作の重松清さん。
『季節風』シリーズの「秋」物語です。
『キンモクセイ』
病に倒れた父に認知症の症状が出はじめ、
近くに住む妹が両親と住むことになった。
引越しの日、長男である主人公は庭先の金木犀の香りから懐かしさを感じる。
香りからよみがえってくる
幸せだった頃の家族の記憶や情景が主人公を過去に誘い、
自分の人生、妹への感謝、
両親への思いなど家族のありかたを探していく話です。
「ごめんな」と「ありがとう」を混ぜた言葉があればいいのに……
そんなセリフが印象的でした。
誰でも起こりうる身近な話ばかりなので
きっと共感できる話があると思います。
切なさやもどかしい気持ちになる反面、
ユーモアと読み終わった後の爽快感がたまりません。
重松ワールドの「秋」の魅力を感じてみませんか。
普段、日常で忘れてしまっている
人の気持や温かさをそっと思い出させてくれる一冊です。
秋の夜長に是非読んでみてください。
文/
センター南駅店・N.M
病に倒れた父に認知症の症状が出はじめ、
近くに住む妹が両親と住むことになった。
引越しの日、長男である主人公は庭先の金木犀の香りから懐かしさを感じる。
香りからよみがえってくる
幸せだった頃の家族の記憶や情景が主人公を過去に誘い、
自分の人生、妹への感謝、
両親への思いなど家族のありかたを探していく話です。
「ごめんな」と「ありがとう」を混ぜた言葉があればいいのに……
そんなセリフが印象的でした。
誰でも起こりうる身近な話ばかりなので
きっと共感できる話があると思います。
切なさやもどかしい気持ちになる反面、
ユーモアと読み終わった後の爽快感がたまりません。
重松ワールドの「秋」の魅力を感じてみませんか。
普段、日常で忘れてしまっている
人の気持や温かさをそっと思い出させてくれる一冊です。
秋の夜長に是非読んでみてください。
文/

