『ミッドナイト・バス』/伊吹有喜/文藝春秋 文春文庫/880円+税
主人公の高宮利一は、東京~新潟間を結ぶ定期高速バスの運転手。
息子と娘は独立し、四十代後半となった今、少しだけ自分のために生きてみようか、
と思いはじめた矢先、16年前に別れた妻がバスに乗車してくる。
家族が、それぞれの岐路で、忘れようとしていた心の傷と向き合うことになる。
心配しあい、ときに見守り、助け合おうとする気持ちもあるのに
どうして、うまくやれないのか。
家族の再出発はかなうのか。
途中に、はさみこまれた
バスの乗客たちのエピソードも心にしみます。
文/
シャポー小岩店・CN



