『浪花節で生きてみる』/玉川奈々福/さくら舎/1,600円+税
いま、浪曲にはまっています。
どれくらはまったいるかというと、お教室に通って、浪曲用の三味線を作ってしまったほど、、、
浪曲(=浪花節)と言ってそれが何か通じないことが多くて、子どものころ父のカセットテープで聞いた広沢虎造やLPレコードで聞いた三波春夫の俵星玄蕃が記憶にある世代にとってはとても悲しいのだけれど。
浪曲は落語や講談と並んで日本の古典芸能の一つの話芸で、三味線にのって、義理やら人情やらを熱く暑くあっつく語り上げ、とうとうと唸り上げる演芸。
一時かなり下火になりかけていたこの浪曲が最近ちらちらと話題になるようになってきて、客席にも少しづつ人が増えてきているその大きな力になっている一人がこの著者玉川奈々福さん、その声を聴くと背骨が強くなるような気持になれる演者さんです。
その奈々福さんの熱いパワーの源がこの本から見えてきます、お稽古事のつもりで通っていたのがなぜが引っ張り込まれてプロになってしまったという割に浪曲や浪曲師、三味線のおっ師匠さんについて語る口調は、大好きな気持ちがあふれまくってます。
読んでいると、声が聞きたくなる本です。
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