『さよならバースディ』/荻原浩/集英社 集英社文庫/600円+税
ボノボに言語を覚えさせ意思の疎通を研究している主人公の真。
同じ研究仲間の由紀にプロポーズしたその夜、彼女が自殺した。
彼女は本当に自殺したのか?
現場にいたのはボノボのバースディ。
彼は現場を見ているのか?
ストーリーはミステリータッチで進みます。
バースディは本当に人間の言葉を理解しているのか。
それなら自殺の真相が解明されるのですが……。
人間のエゴのため利用される実験動物たちが切なく考えさせられます。
しかし、バースディのしぐさが可愛すぎる!
バースディの愛くるしさにページがすすみ一気読み確実な1冊です。
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