596『狐罠』 旗師・冬狐堂一 1/北森鴻/徳間書店/810円+税外部リンク 
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店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を扱う「旗師」。
「冬狐堂」と呼ばれる宇佐美陶子の活躍を描いた、古美術ミステリーシリーズ第一弾。
同業者から仕入れた品物は贋作だった。
プロを騙す「目利き殺し」に、意趣返しの罠を仕掛けようとする陶子は殺人事件に巻き込まれていく。

贋作をめぐり、水面下で繰り広げられる駆け引きと騙し合い、勝つのはどちらなのか?
ハラハラドキドキ、手に汗握る展開に時間が経つのも忘れて没頭してしまいました。

著者が亡くなられてから10年が経ち、復刊されたこの「旗師・冬狐堂」シリーズ。
今なお色褪せることない鮮やかな“北森マジック”をぜひご堪能ください。

文/ ルミネ横浜店・H.I.
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