本の泉3月『東京のトリセツ』/昭文社/1,800円+税外部リンク 
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日本各地の「トリセツ」が出版される中、いよいよ巨大都市「東京」について出版されたのがこの本です。古くからの言い伝えなどを『都市伝説』と呼ぶと、古の武将にまつわるミステリーのような、オカルトな印象が先行しているように思えます。この本は、私の中で『都市伝説』というよりは「昔ばなし」って感じです。
この本では、この東京がどのようにして大きな町、そして大都市になるまで
発展していったのかを読んで学べる本です。
東京といっても、23区だけが東京ではないと、改めて頷いてしまう部分があったり
どうして関東のこの地を、昔の人たちが選んでいたのか?本誌の中で地図や河川・断層といった地形の面から推察して解いていく過程が、読んでみて面白かったです。

古代より江戸・近代に至る中、武蔵野と呼ばれた頃からの歴史や、鉄道などの近代産業がどんどん入っていく様子なども、当時の地図や絵をもとに、読んで理解できたことによって次にその場所へ訪れた時の、駅や町などを見る角度が変わったように思えます。
ただ、通り過ぎていた場所も「ここには、こんな話が・・・」と、振り返ってみることも出来そうです。

地下鉄のはなしや、平将門の首塚、暗渠のある渋谷・・・東京の「昔ばなし」というものを耳にした経験はどなたでもあると思います。
地図や地形を歴史に絡めながら展開する話に少しでも興味をお持ちでしたら、お手に取ってみてはいかがでしょうか?

文/ アトレ大井町店・Y.T
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