


子どものころ、某有名RPGゲームの設定資料集を読むのが好きでした。
モンスターの特徴や人、町やダンジョンの細部の設定を知るとゲームの世界がぐっと身近に迫って、本当にそのゲームの住人になったような気持ちになり、とてもわくわくしたのを覚えています。
この「冒険者バイブル」もダンジョン飯のモンスターや人物が細部までとても詳しく描かれていて、本当にある世界や生物の図鑑を読むような感覚を味わえます。
こぼれ話を読みながら本編を読み返して、この漫画の作り込まれた世界観に何度も驚かされ楽しむことができるでしょう。
人気のコミックスの公式ガイドブックが発売された時、好きで本編を読んでいる作品でもガイドブックまで買って読むか……少し悩むところですが、ダンジョン飯の公式ガイドは絶対「買い」の1冊です。
描き下ろし漫画ページ多数な上に、ほぼカラーページの贅沢なつくりになっているのに千円ちょっとのお値打ち価格!
外に出られず家で過ごす週末に、空想の中で地下迷宮の旅へ。
文/

