『戦争というもの』/半藤一利/PHP研究所/1,430円(税込)
まもなくアジア太平洋戦争の終戦から76年。
年々戦争を経験した世代の方々も少なくなっている。
今年1月に90歳で亡くなった半藤一利さんも、戦争の記憶を語り継いできたひとりで、「日本のいちばん長い日」「昭和史」など戦争に関する多くの本を遺されました。
今年1月に90歳で亡くなった半藤一利さんも、戦争の記憶を語り継いできたひとりで、「日本のいちばん長い日」「昭和史」など戦争に関する多くの本を遺されました。
今回紹介する「戦争というもの」は半藤さんの遺作と言える一冊で戦時下の名言を取り上げながら戦争がどのようなものだったを描きます。
例えば山本五十六の「一に平和を守らんがためである」という言葉は真珠湾攻撃を控えて指揮官たちを戒めたものである。
また戦争中のスローガンである「欲しがりません勝つまでは」からは勝つ可能性がほとんどなくなった時期に「勝つまで」という言葉を国民決意の標語として掲げた皮肉を伝えてくれる、と半藤さんは言います。
戦争の記憶が遠くなっている今日だからこそ半藤さんの言葉は重く響きます。
戦争の記憶が遠くなっている今日だからこそ半藤さんの言葉は重く響きます。



