634『サラ金の歴史』/小島庸平/中央公論新社/1,078円+税外部リンク 
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本書を見たとき「サラ金」に歴史なんてあるのか?と思ったのであるが、そこは中公新書。

内容はガチガチの教養書でした。
いまでこそあまり聞かなくなった「サラ金」という言葉だが、改正貸金業法が施行されるまでCMや看板を見ない日はなかった。

そんなサラ金の歴史を100年間にわたって書かれた本だ。

戦前はお金の貸し借りは個人間であった(たしかに小説によく出てくる)が戦後のサラリーマンが増え月賦が一般的になると、彼らを対象にした貸金業者が登場してくる。

いまでこそ「サラ金」には負のイメージが付きまとうが、高度経済成長期には担保なくお金を貸してくれる業者は支持をえて大きく成長、やがて低成長、バブル崩壊、失われた20年……。

日本の戦後史と同期するようなサラ金の歴史はまさに日本社会そのものかもしれない。
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