199『どこいったん』/長谷川義史/クレヨンハウス/1,870円(税込)外部リンク 
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お気に入りの"赤い三角ぼうし"を無くしてしまった主人公のくま。

知り合いの動物に、帽子の行方を聞いて回ります。
くまを始めとする登場人物の動物達が皆関西弁を話したり、やけに会話のトーンが低温だったり、絵の雰囲気がシックだったりと作品全体を包むシュールな世界観が癖になります。

息子は関西弁が面白いらしく、ゲラゲラ笑って読んでいますが、大人は物語の結末でゾクっとする怖さを味わうはず。

自分の解釈が正しいのか、回りに確かめたくなる1冊です。



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