


本を読んでいるとたまに自分の価値観ががらがらと
音を立てて崩れていく感覚になることがあるが、
この本はまさにそんな本だった。
音を立てて崩れていく感覚になることがあるが、
この本はまさにそんな本だった。
数学の独立研究者として注目を集める著者が
コロナ禍で過ごす毎日を日記のようにつづる。
幼い我が子たちとの会話からいま生きることや環境について思考を拡げていく。
そのひとつひとつに感銘をうけるのだが、例えば次の言葉。
「目の前にあるすべてが、二度とないと想像してみる。
コロナ禍で過ごす毎日を日記のようにつづる。
幼い我が子たちとの会話からいま生きることや環境について思考を拡げていく。
そのひとつひとつに感銘をうけるのだが、例えば次の言葉。
「目の前にあるすべてが、二度とないと想像してみる。
不在を想うことを通して、存在に触れるレッスンである。」
この文章を読んだときなんてすてきな言葉だろうと思った。
私たちは毎日の暮らしや大切な人の存在のかけがえのなさに
どれだけ目を向けられているだろうか。
また気候変動などの環境問題にも当事者意識を持てているだろうか。
著者の軽やかな実践は、読む者の胸を打つ。
どれだけ目を向けられているだろうか。
また気候変動などの環境問題にも当事者意識を持てているだろうか。
著者の軽やかな実践は、読む者の胸を打つ。
読んだ後、自分が少し変わっている、そんな一冊です。
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売り切れの際にはご容赦ください。
