


謹慎中のロンドン警視庁の女刑事セイディはコーンウォールの祖父の家で謹慎となった理由と、自分の行く末と、自分の過去とに向かい合い悶々と過ごす中で、ランニング中偶然見つけた森の中の大邸宅。
その家では70年前に男の赤ん坊が行方不明になる事件があった。
赤ん坊は未だに行方不明であり、事件は迷宮入りとなっている。
セイディがこの事件を調べ始め、次第に館に住んでいた一家に引き込まれていく。
ストーリーは1910年代、1930年代、2000年代と行きつ戻りつし、視線も館の女主人、娘たち、そして当の赤ん坊と変わりますが、まるでその場に居合わせたような細かい描写と人物造形の見事さに当事者の一人になったような気分になる。
最後に明かされる真相は深遠で感動的だ。
読みだしたら止まらないミステリー感動作です。
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