


二十四節気 啓蟄。
ものの本によると「啓蟄」とは、新暦3月5日頃~19日頃をさし、陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころのこと。
一雨ごとに春になる季節。
3月は意外と雨が多くてせっかく暖かくなってきたのになあ、とがっかりすることがあるのですが、草木が芽吹き、虫たちが動き出すための大切な雨だと思うと、心も休まります。
「かさちゃんです。」は娘が好きな絵本。
色とりどりの傘たちが雨を楽しんで空を飛び、虹に重なり、ふわふわと冒険。雨の日はいっしょにおでかけしようね、と語りかけてくるシンプルなお話です。
大人になるとどうしても、雨は面倒、晴れてよかったと言葉にしがちだと思うのですが、娘には雨も好きになってもらいたくて手にとった絵本。
娘のお気に入りになって、うれしい限りです。
空が青いのにも月がのぼるのにも雨が降るのにも理由があって、その理由だって何通りもの考え方をすることができて、感じ方も人それぞれで。
様々なことをできるだけ楽しく、解釈できるといいなあと思います。
「かさちゃんです。」を私は梅雨時期に手にとりましたが、3月のプレゼントにもよいかなあと思います。
雨の日も楽しい、と思える毎日でありますように。
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