
1,430円(税込)


じっちょりんはちいさなちいさな家族。
はなびらや葉っぱを食べて暮らしています。
種だけはとっておいて、たねかばんにしっかりしまいます。
そして、コンクリートの道や壁の小さなすきまなどに、種を植えに出掛けます。
じっちょりん達にとって、人間の世界に種を植えにいくのは大冒険です。
横断歩道を渡るのも一苦労。車にひかれないように、猫や人間に見つからないように。
階段を一段あがるのだって大変なこと。
かたばみ、おおいぬのふぐり、はこべ、はるじおん、なずな、ほとけのざ・・・・・
都会でも道端のあちこちにかわいい花が咲いています。
「雑草」と呼ばれるこんな植物たちのことが、愛おしくなる絵本です。
じっちょりんがこんなふうに大冒険して、せっせせっせと種を運んでくれているんだなあ、という想像はとても愉快で素敵なイメージです。
「ここにもはなが さいたらいいね」
「きれいなはなが さきますように!」
「きれいなはなが さきますように!」
じっちょりんの気持ちがうれしくて、ありがとうが言いたくなります。
道端や公園に咲く植物に注目したら、ふだんの散歩ももっと楽しくなるかもしれません。
夏、植物がぐんぐん伸びるとき。
大人も子どももぜひ一度、ページを開いてみてもらいたい一冊です。
大人も子どももぜひ一度、ページを開いてみてもらいたい一冊です。
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