『神のいない世界の歩き方』/リチャード・ドーキンス/早川書房/1,188円(税込)
聖書に書かれていることは本当だろうか。
「利己的な遺伝子」の著者で生物学者のリチャード・ドーキンスがユーモアたっぷりに科学的思考とは何かを語りかけます。
ノアの箱舟神話は聖書だけではなく世界各地にある、神に見られているという感覚は人を善良にするかなどなど正しい科学知識をもとに世界を見ていく。
ドーキンスは無神論者なので、宗教を信じている人にとってはそこまで言わなくても...と思われることもあるだろう。
ドーキンスは無神論者なので、宗教を信じている人にとってはそこまで言わなくても...と思われることもあるだろう。
ただ、ドーキンスもいう。正しい科学知識を知ることは大切だが、それが人を幸せにするとは限らない。だからこそアメリカでは進化論を受け入れない人々もいる。しかし反科学やトンデモ科学も世界にあふれている。
ドーキンスの批判的思考は情報の溢れすぎるいま大切である。
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