銀河の片隅で科学夜話『銀河の片隅で科学夜話』/全卓樹/朝日出版社/1,760円(税込)外部リンク 
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夜空を見上げると多くの星が輝いている。
都市部でも光り輝く星をみることができる。
人里離れた暗い場所にいけば天の川はもちろん、
運が良ければ流れ星も出会える。

量子力学を専門とする著者が22夜にわたり、天空編、原子編、倫理編など
専門的な知識をもたない私たちにむけて、興味深い話を語ってくれる。
例えば彗星は短周期、長周期軌道があり、短周期は火星と木星の間にある小惑星帯カイパーベルトからやってくる。
地球はその昔、1日は24時間ではなかった。
何億年も前、地球の回転は早く、9億年前は1日の長さは20時間ほどだった。
永い年月で見ると地球の回転はどんどん遅くなっており、将来1日の長さが45日になる。
とはいえそれは500億年先の話なのでその頃には地球もないかも知れない・・・。
そんな気の遠くなる話がたくさん出てくる。

これまで多くの科学者が疑問の思い、発見し解決してきた。
私たちの知らない世界がまだまだ世界に広がっている。
静かな夜に読みながらそんな感慨を持ったのである。

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