


1981年夏、転校生同士として直と高階が中学で出会うところから始まり、彼らがデビュー間もないアイドル、小泉今日子に恋をし、「親衛隊」としてのめりこんでいくストーリー。
取材をもとにした小説で、たくさんの固有名詞が出てくるので、当時の世の中や親衛隊の熱狂っぷりはリアルタイムで知らないけれど、リアルな空気感がすごく伝わってくる。
2020年代の現代に盛り上がりを見せている「推し活」とは全く違うアイドルファンの熱がとても興味深く、また青春小説としてもとても切ない物語である。
【有隣堂ヤフーショッピング店でも販売中】
売り切れの際はご容赦ください
