『自炊者になるための26週』／三浦哲哉／朝日出版社／2,178円(税込)
最初の1行に書かれているのは「本書は自炊の入門書です。」という1行。
しかし、いわゆる「料理の基本」のようなハウツー本ではなく、基本文字ばかりの一冊です。
どうすれば料理をしたくなるか、風味の魅力とは何かということを中心に書かれています。
初めはなんだか難しい本なのかもしれないと思いましたが、1章の「おいしいトーストの焼き方」ではいいにおいのする湯気をいかにパンに充満させるかをあらゆる表現を駆使して説明しています。
「おいしい」は正義！それを追求している人の面白さと創造力が詰まった1冊なので
自炊初心者にも、自炊マンネリ気味や諦め気味の方にも読んでほしいです。
