『赤と青のガウン』彬子女王／PHP研究所 PHP文庫／1,320円(税込)
SNSやテレビで話題になっていることを知って手に取った本。
初めの数ページを読んで、彬子女王殿下の綴る文章がとても親しみやすく、すっかりお人柄に惹かれてしまいました。
名門オックスフォード大学での留学生活、そして皇族としての生活は、知らないことや興味深いことばかり。
とくに英語が話せない側衛さんがアメリカでの調査に同行した時のエピソードや、普通のパスポートではなく外交旅券で一人旅をする彬子女王殿下の入国時のエピソードは、一般の方が体験できないエピソードだなあと思いました。
楽しいことも博士号を取得されるまでの苦労や周囲の方のサポートも、体験したご本人しか書くことのできない等身大の文章で描かれていて、読み終わる頃には感情移入して、目頭が熱くなってしまいます。
楽しいことも博士号を取得されるまでの苦労や周囲の方のサポートも、体験したご本人しか書くことのできない等身大の文章で描かれていて、読み終わる頃には感情移入して、目頭が熱くなってしまいます。
