過去の「本の泉」

「ららぽーと海老名店」の記事一覧



『うつくしが丘の不幸の家』自分の幸せは自分で決めるもの

うつくしが丘804『うつくしが丘の不幸の家』/町田そのこ/東京創元社/1,600円+税外部リンク 
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一軒の家で起こる五つの家族の、連作短編集。

一作目の主人公美保理が「この家で幸せになろう」と思った矢先、
近所の女性から「ここが『不幸の家』って呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われてしまう。

この家の前の居住者に一体何が起こったのか?
そして、美保理はこの家で幸せになれるのか。
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『金木犀とメテオラ』舞台は女子高。キラキラした青春が詰まった物語。

金木犀とメテオラ452『金木犀とメテオラ』/安壇美緒/集英社/1,700円+税外部リンク 
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中高生の頃の夢を覚えていますか?

この小説は境遇の異なる2人の女の子、それぞれの視点で語られています。

1人目の主人公、宮田佳乃は母親のようなピアニストを目指していました。
しかし、母親が亡くなってから、父親との関係も上手くいかず、父親により強制的に北海道の新設校に入学。寮生活を送る事になります。
自分の新たな存在価値を見出す為、ピアノの代わりに東大入学を目指すのですが……。
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『路』日本の新幹線が台湾を走る

路357『路』/吉田修一/文藝春秋 文春文庫/720円+税外部リンク 
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日台共同制作ドラマ、2020年5月(全3回)公開予定。
台湾大好きな著者の熱い想いが伝わってくる作品。

台湾高速鉄道建設工事の、受注から開業までの時間の流れの中で、登場人物たちそれぞれの人生は、どこへ向かうのか。
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『線は、僕を描く』著者は現役水墨画家。水墨画の奥深さがわかる。

線は僕を描く759『線は、僕を描く』/砥上裕将/講談社/1,500円+税外部リンク 
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現役の水墨画家が描く水墨画の物語、と言われると興味が湧かない方が多いかも知れない。

でも、読み始めてみれば、この本の魅力がわかると思う。

学生でも大人になってからでも、考えるであろう、
「自分とは何か」「何のために生きているのか」を主人公霜介と一緒に考えさせられる物語。


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『オジいサン』表紙のベンチにすわる徳一人形はイメージぴったり!

ojiisan『オジいサン 文庫版/京極夏彦/KADOKAWA 角川文庫/760円+税外部リンク 
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タイトル「オジいサン」。
著者「京極夏彦」。
ちょっと意外に思えて読みはじめました。

七十二歳、一人暮らしの主人公 益子徳一さん。
早朝の寝床の中で、「オジいサンー」と呼ばれたことを、思い出したところから物語は始まります。
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『虹いろ図書館のへびおとこ』のほのかちゃんのように新しい道を進んで行こう!

虹色図書館838『虹いろ図書館のへびおとこ』 5分シリーズ+/櫻井とりお/河出書房新社/1200円+税外部リンク 
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題名だけでは想像できないお話です。

この作品の背景は「真理がわれらを自由にする」という国立国会図書館の壁に掲げられている理念からきているのではないかと思います。

主人公ほのかちゃんは普通の小学生で不登校中。
もちろんこんな理念は聞いたこともありません。

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『ザ・ロイヤルファミリー』読み始めたら、止まらない。

早見先生152『ザ・ロイヤルファミリー』/早見和真/新潮社/2,000円+税外部リンク 
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ドラマ化した『イノセントデイズ』や映画化した『ひゃくはち』等をお読みの方はご存じの通り、ライター経験者の早見先生は語りが物凄く上手いです。

今回ご紹介最新刊のテーマは「競馬」。
私は競馬にまったく興味が無かったのですが、先ずは読み始めてみました。
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