過去の「本の泉」

「藤沢店」の記事一覧



『天下一品-食いしん坊の記録』 なんだか気になる

165『天下一品-食いしん坊の記録』/小島政二郎/河出書房新社 河出文庫/760円+税外部リンク 
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「向田邦子さんが選んだ食いしん坊に贈る100冊」をご存じでしょうか?
今から40年前の1981年2月、渋谷で開催された書店イベントのために、向田邦子さんが選書したリストです。
向田さんの特集本が出版されると、しばしばとりあげられ、その都度話題になります。

最近では『向田邦子の本棚』で紹介され、また、今年2021年1月、南青山で開催された向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」の会場内で、100冊すべての本を展示していたと耳にしました。

100冊の書名・作家名を順番にながめているだけでも、想像がふくらみ楽しいです。
たとえば、書名と書名の間に、なんとなく区切りがあるように見える。
きっと男の厨房とか同時代の編集者とか、いくつかのカテゴリーがあったのでは、と仮定してみる。
すると、会場内の様子が浮かび上がってきます。

選ばれていない本について考えるのも、おもしろいです。

気になるのが、食随筆の発展に貢献した作家、小島政二郎(こじままさじろう)氏の本があげられていないことです。[ 続きを読む ]



『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』今度の東野もやはり面白い!

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』/東野圭吾/光文社/1,980円(税込)
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やはり、東野圭吾は、面白いなあ。安定した面白さというのか、もうそろそろこのベテランミステリ作家のネタも尽きてくるのではないかと新刊が出るたびに一瞬疑うのだが、とんでもない。今度の東野も面白かった。

しかも新型コロナで変わっていった人々の暮らしの様子も織り込んでいるのだから、作家というものはこうしていつも世界を社会を見つめて、いろいろなことに気づき、考えていくものだなとあらためて思いました。
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『国道16号線 「日本」を創った道』

国道16号『国道16号線 「日本」を創った道/柳瀬博一/新潮社/1,450円+税外部リンク 
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神奈川県民なら誰でも1度は通ったことがある、首都圏道路の大動脈、国道16号線。
(定義的には神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県を結ぶ環状道路だが諸説あり)
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『相模のもののふたち―中世史を歩く』歴史を身近に感じよう

10sagamino『相模のもののふたち―中世史を歩く/永井路子/有隣堂 有隣新書/1,200円+税外部リンク 
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2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が、静かに話題になっています。
2020年11月16日から20日の5日間、第一次出演者発表がおこなわれ、SNSでたいへん盛り上がっておりました。

『鎌倉殿の13人』は、源頼朝の妻・北条政子の弟で、承久の乱時の執権・北条義時が主人公です。「鎌倉殿の13人」とは、源頼朝死後、2代将軍頼家を補佐するため、有力御家人で合議制をおこなった際の13人のことをさします。北条義時は、その中の一人です。親分が亡くなってギクシャクしている状態なのだから、揉めないわけはないわけで……

脚本の三谷幸喜さんは制作発表時の会見で、北条義時は映画『ゴッド・ファ―ザー』の、アル・パチーノが演じるマイケル・コルレオーネに似ているとおっしゃり、「北条義時は勝ち組かもしれないけれど、失ったもの・犠牲にしたものも多い。僕の考えている北条義時は、すごい孤独な男。そこに興味を持って書くことにした」とおっしゃっています。 [ 続きを読む ]



『犬がいた季節』18歳の頃の自分に再会する一冊

犬がいた季節『犬がいた季節』/伊吹有喜/双葉社/1,600円+税外部リンク 
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ワンコが大好きな方には、絶対読んでいただきたい一冊です。

コーシローと名付けられた白い犬が、ある日、ある高校に保護されます。
そして、そこで過ごす12年間に、いろいろな生徒達が入学しては去っていきます。

その彼らのそれぞれの青春を、時代の思い出とともに一匹のワンコが見守っていくというお話です。
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『映像研には手を出すな!』TVアニメ化、実写映画化

映像研『映像研には手を出すな!』 01/大童澄瞳/小学館 ビッグコミックス スピリッツ/552円+税外部リンク 
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近年、漫画業界では「漫画家自身が自分や漫画業界内を描く」作品が流行ってきており、その作品がTVや映画化されることにより、『バクマン』『重版出来』などのように、さらに話題になるものもあります。

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『向田邦子との二十年』あのころの人たちが、みんなどこかに行ってしまっても

588『向田邦子との二十年』/久世光彦/筑摩書房 ちくま文庫/840円+税外部リンク 
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2020年の3月に発売された、ちくま文庫『向田邦子ベスト・エッセイ』が、大好評です。
発売後すぐ人気に火が付き、5月の読売新聞「ポケットに一冊」で紹介され大爆発した、という説が有力です。

『向田邦子ベスト・エッセイ』は、新型コロナウィルスの目に見えない不安が行列などの形で町のいたるところに現れたころ、書店の店頭に並びました。

向田邦子作品の底流には、ちゃぶ台を囲んで、家族そろってご飯を食べていた昭和初期の家族の空気が流れています。
かねてから向田作品は人気がありますが、このところの再評価の気配は、ステイホームで家族が顔を合わす時間が増えたことと、かかわりがあるのかもしれません。 [ 続きを読む ]



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