『冬の蕾 ベアテ・シロタと女性の権利』/樹村みのり/岩波書店/1100円+税
表紙を見て「懐かしい」、それだけでレジに運んでいました。
私の学生時代は、少女漫画の隆盛期。
『ベルサイユのばら』のきらびやかな歴史絵巻や、『ポーの一族』の幻想的なロマンティシズムなどなどにどっぷりとはまったものです。
その並みいる少女漫画家の中で、樹村みのりさんは、「はまる」ということばの似合わない作家さんでした。
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表紙を見て「懐かしい」、それだけでレジに運んでいました。
私の学生時代は、少女漫画の隆盛期。
『ベルサイユのばら』のきらびやかな歴史絵巻や、『ポーの一族』の幻想的なロマンティシズムなどなどにどっぷりとはまったものです。
その並みいる少女漫画家の中で、樹村みのりさんは、「はまる」ということばの似合わない作家さんでした。
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