過去の「本の泉」

「ミシマ社」の記事一覧



『桃を煮るひと』暮らしにすーっと馴染んでいくようなエッセイ集

488『桃を煮るひと』/くどうれいん/ミシマ社/1,760円(税込)外部リンク 
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くどうれいんさんの食エッセイを読んでいると、何時間もお茶をしながら、「そういえばさあ」なんて何気なく友達とおしゃべりしている感覚になる。

美食ではなく、生活の中の食について書かれていて、無性にカリカリ梅が食べたくなる衝動や祖母の家の畑でとれる野菜の記憶、なぜか桃を煮ていると、家族や同居人が「桃を煮ていますね」と声をかけてくること。
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『偶然の散歩』自らの感受性をひとつひとつ確かめるように世界を見渡す

偶然の散歩『偶然の散歩』/森田真生/ミシマ社/2,200円(税込)外部リンク 
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「一度きりと永遠は、どうしてこんなに似ているのだろうか」
本を開くとこんな言葉から始まり、心をつかまれる。

独立数学者として京都の古民家で暮らし研究しながら各地で講演などを行っている著者。
小さなわが子を連れて散歩しながら思索を深めている。
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『共有地をつくる』これからの地域のありように一石を投じるように思う

共有地をつくる『共有地をつくる』/平川克美/ミシマ社/1,980円(税込)外部リンク 
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「小商いのすすめ」や「「消費」をやめる」など行き過ぎた資本主義を批判しながらも身の回りの小さな共同体で豊かになっていくことを提言しづけている著者。

「共有地をつくる」はその実践編ともいえる一冊。
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『思いがけず利他』コロナ禍で人との関わりが難しくなっているいまこそ、読んでいただきたい一冊

思いがけず利他『思いがけず利他』/中島岳志/ミシマ社/1,760円(税込)外部リンク 
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このところ耳にするようになった「利他」という言葉。
「利己」に対して「利他」。
自分以外の他者に利益があるようなふるまい、と言えば良いのだろうか。

正直なところ、私は「利他」という言葉を素直に受け止めることができなかった。

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『自由が丘の贈り物 私のお店、私の街』 人気の街の魅力再発見

自由『自由が丘の贈り物 私のお店、私の街』/ミシマ社編/ミシマ社/1575円(5%税込)
自由が丘のガイドです。
少しのモノクロ写真と、たくさんの文章でつくられたガイドは、紹介されているお店の店主の方々のこぼれ話や思いが満載。
カラー写真満載のガイドとは一線を画し、言葉によってお店の魅力や街の歴史が紹介されていて、オシャレなイメージだけでない自由が丘の一面を伝えてくれます。
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『THE BOOKS』 積読本が無くなったら…、そんなときにご覧下さい。

books_big『THE BOOKS』/ミシマ社 編/ミシマ社/1,575円(5%税込)

365書店の「達人」が心からオススメする365冊。
と、帯にあるように全国の書店員のなかでも更に選りすぐりの「達人」が、読書選びの迷宮をさまようアナタをナビゲートします。

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