過去の「本の泉」

「乃南アサ」の記事一覧



『新釈にっぽん昔話』 みんな知っている。でも知らない。

新釈にっぽん昔話『新釈にっぽん昔話』/乃南アサ/文藝春秋 文春文庫/820円+税外部リンク 
有隣堂の在庫を探す
昔話と思ってあなどるなかれ。十分読みごたえがあります。
「さるとかに」「花咲かじじい」「一寸法師」「三枚のお札」「笠地蔵」「犬と猫とうろこ玉」
6つの短編が収められています。
昔話を基本にそれぞれテーマがあり、現代風にアレンジされています。 [ 続きを読む ]



『しゃぼん玉』泣かなくてもいいですが…

546[1]『しゃぼん玉』/乃南アサ/新潮文庫/520円+税外部リンク 
有隣堂の在庫を探す
書店にいながらPOPに 「号泣」 とか 「泣ける本」 と書いてあると、真っ先に気持ちが冷めてしまい、買う気を失う。
この本も、その類の一つだったが、乃南アサさんが好きなので、読んでみるかと腰を上げた。 [ 続きを読む ]



『凍える牙』 男らしくてすみません

520[1]『凍える牙』乃南アサ著/新潮文庫/750円+税外部リンク 
有隣堂の在庫を探す
「男らしくてすみません」
―2014年4月からフジテレビで放映されているドラマ《続・最後から二番目の恋》で小泉今日子が演じている千秋が放つ一言。
私個人的にはかなりお気に入りの台詞です。

この小説の音道貴子も同じ思いを抱きながら仕事と向きあっていると思う。ドラマの千秋さんはコメディタッチで言うけれど、音道貴子の場合はかなりシビアな感じ。

[ 続きを読む ]



『風紋』 加害者家族の視点

風紋上『風紋』上巻/乃南アサ/双葉文庫/899円(5%税込)詳細
姉の元担任教師に最愛の母を殺された高校生真裕子と、その加害者の妻香織。
この二人を軸として、残された家族の悲劇と運命に翻弄され、傷つき苦しみながらも
そこから立ち直ろうとする人間の強さが描かれています。

[ 続きを読む ]



『いつか陽のあたる場所で』 罪を犯す、ということ。

549『いつか陽のあたる場所で』/乃南アサ/新潮文庫/578円(5%税込)
2013年1月8日からNHKでドラマ化されていた原作本です。
ドラマも観て、小説も読んだ私の感想です。
「罪を犯す」という事がこんなにも1人の人間を追い込むとは思っていませんでした。 [ 続きを読む ]



記事検索
カテゴリ
文中のリンクについて
記事内の書名リンクから、
本の詳細情報をご覧頂けます。
リンク先…HonyaClub.com
運営…日本出版販売(株)
注文・有隣堂での受取も可能です。ご利用の際はHonyaClubの
ご利用ガイド規約をご一読下さい。
「セッションの有効期間が~」と表示された際は、新しいウィンドウを閉じ、もう一度リンクをクリックしてください。




  有隣堂ロゴ  
株式会社 有隣堂
〒244-8585
横浜市戸塚区品濃町881-16

https://www.yurindo.co.jp/


Copyright © YURINDO All Right Reserved.

採用情報

新卒採用・中途採用、アルバイト募集などの求人情報をご覧いただけます
有隣堂 採用情報