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「北村薫」の記事一覧



『だから見るなといったのに』 どんどん引き込まれるスリルと緊張感

132だから見るなといったのに 九つの奇妙な物語』
恩田陸・芦沢央・海猫沢めろん・織守きょうや・さやか・小林泰三・澤村伊智・前川知大・北村薫/新潮社 新潮文庫nex/590円+税
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恩田陸、芦沢央、織守きょうやなどの短編集。
昨年2018年の8月に発売され気になっていた本です。
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『鷺と雪』第141回 直木賞受賞作

607『鷺と雪』/北村薫/文藝春秋 文春文庫/495円+税外部リンク 
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日常とは全く異なる昭和初期の上流階級の世界にタイムスリップできる三部作の最終巻です。
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『八月の六日間』1年の中で特別な日はありますか?

217『八月の六日間』/北村薫/KADOKAWA 角川文庫/640円+税外部リンク 
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主人公の名前の記載はなく「私」のみ。
9月・2月・10月・5月・8月と
それぞれ違う季節の山の景色が描かれている。
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『月の砂漠をさばさばと』優しさと愛おしさがギュッと詰まった一冊

327『月の砂漠をさばさばと』/北村薫 おーなり由子/新潮社/550円+税外部リンク 
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9歳のさきちゃんと作家のお母さんの、ささやかだけど素敵な日常を描いた12の物語。
子供ならではの純粋で自由な発想のさきちゃんに、時にはとまどいながらも優しさとセンスある受け答えをするおかあさん。
会話を最大限に楽しむ、ふたりのユーモラスなやりとりに、頬がゆるみっぱなしです。
そこかしこに笑いと癒しを散りばめながらも、しっかりと現実を受け止めて生きている親子の姿も描かれ、どんどん物語の世界観に引き込まれていきます。 [ 続きを読む ]



北村薫はおんなごころのとってもわかるおじさんである。

飲めば都『飲めば都』/北村薫/新潮文庫/704円(5%税込)詳細
北村薫はどうしてこんなに“おんなごころ”がわかるのだろう。
朝の通勤電車で涙がにじみそうになって、中盤本を膝に置いてしまった。
くやしいけど、おじさんだ。
覆面作家としてデビューした北村薫を初めて手に取ったときは、私も「北村薫=女性?」と思ったのだ。
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『街の灯』 

街『街の灯』ベッキーさんシリーズ/北村薫/文春文庫/500円(5%税込)詳細
ベッキーさんシリーズの第一弾です。
普段、推理小説はあまり手にとらないのですが、表紙の絵が素敵で読んでみました。物語の舞台は昭和初期。
良家の御令嬢・英子と、彼女のお抱え運転手となった別宮こと「ベッキーさん」。

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