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「小説」の記事一覧



『光のとこにいてね』友情とも愛とも違う「パズルのピースがはまる」とはまさにこういうこと

光のとこにいてね『光のとこにいてね』/一穂ミチ/文藝春秋/1,980円(税込)外部リンク 
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これは、いわゆる「百合小説」と思って読むと全くの期待外れとなる。
友情とも愛とも違う、「パズルのピースがはまる」とは、まさにこういうことなのだろうな、と思う。
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『君のクイズ』「クイズ=人生」と考えると、タイトルが持つ意味も味わい深い

君のクイズ『君のクイズ』/小川哲/朝日新聞出版/1,540円(税込)外部リンク 
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「クイズとは人生である。」
それは「クイズが生きがい」といった意味合いではなく、文字通り、人生とはクイズの連続で正解かどうかなど分からなくても、解答ボタンを押していかねばならない。
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『求めよ、さらば』自分たちにとっての「普通の家族」を考えさせられる1冊

求めよ、さらば『求めよ、さらば』/奥田亜希子/KADOKAWA/1,760円(税込)外部リンク 
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明るくて美人。
過去の体験から心の底では臆病な妻、志織。
まじめで無口でも優しくて不器用な夫、誠太。
恋をして結婚して夫婦で誰もがうらやむ生活をしてたが志織は普通の夫婦を強く望む。「妊娠」を望む。
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『汝、星のごとく』 心揺さぶる激しい読書になると思います

汝、星のごとく『汝、星のごとく』/凪良ゆう/講談社/1,760円(税込)外部リンク 
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『流浪の月』では、ままならない人生に翻弄される絶望と、人と人が想い合う切実さになんども胸を締めつけられました。

本作もそんな『流浪の月』と似た読み心地を持つ、とても力強い物語でした。

瀬戸内を舞台に、まだ自分のことすらよく知らない少年少女が、閉塞した環境の息苦しさ、家族の縁を背負うことにもがき、生きることや人を愛することを知っていきます。
なぎらゆうさんの小説を読んでいて思うのは、「人は経験をえて成長し、確固たる自分を獲得し、自分の人生を歩んでいく」というのは幻想じゃないか、ということです。
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『82年生まれ、キム・ジヨン』 これはれっきとした社会学

82年生まれ、キム・ジヨン『82年生まれ、キム・ジヨン』/チョ・ナンジュ/筑摩書房/1,650円(税込)外部リンク 
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軽い気持ちで読み始めたが、思わぬ内容の深さにどんどん引き込まれた。

キム・ジヨンは82年にソウルに生まれ、平均的な過程でごく平均的な少女時代を過ごし、そこそこの学生時代を送り、数年間OLをして、現在幼い娘がいる主婦である。
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『14歳、夏。』 健康な心を培ってくれる一冊

14歳、夏。『14歳、夏。』/鳴海章/徳間書店/935円(税込)外部リンク 
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コロナ禍で休む間もなく働く研修医持田友親は、同僚との束の間の休憩時の会話から、遠く過ぎ去った14歳の夏に想いを馳せる。
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『少年と犬』 作中で誰かがこの犬を、神の使いと言っていたような気がする

少年と犬『少年と犬』/馳星周/文藝春秋社/1,760円(税込)外部リンク 
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犯罪に手を染めた男、離婚寸前の夫婦、わけありの娼婦、死期が迫った老人。

東日本大震災で生き別れた少年を探してひたすら南に向かう一匹の犬を、旅路の途中で出会った人々が食べさせ、動物病院へ連れ行き、心の内を語って聞かせて可愛がる。
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