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「小説」の記事一覧



『82年生まれ、キム・ジヨン』 これはれっきとした社会学

82年生まれ、キム・ジヨン『82年生まれ、キム・ジヨン』/チョ・ナンジュ/筑摩書房/1,650円(税込)外部リンク 
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軽い気持ちで読み始めたが、思わぬ内容の深さにどんどん引き込まれた。

キム・ジヨンは82年にソウルに生まれ、平均的な過程でごく平均的な少女時代を過ごし、そこそこの学生時代を送り、数年間OLをして、現在幼い娘がいる主婦である。
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『14歳、夏。』 健康な心を培ってくれる一冊

14歳、夏。『14歳、夏。』/鳴海章/徳間書店/935円(税込)外部リンク 
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コロナ禍で休む間もなく働く研修医持田友親は、同僚との束の間の休憩時の会話から、遠く過ぎ去った14歳の夏に想いを馳せる。
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『少年と犬』 作中で誰かがこの犬を、神の使いと言っていたような気がする

少年と犬『少年と犬』/馳星周/文藝春秋社/1,760円(税込)外部リンク 
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犯罪に手を染めた男、離婚寸前の夫婦、わけありの娼婦、死期が迫った老人。

東日本大震災で生き別れた少年を探してひたすら南に向かう一匹の犬を、旅路の途中で出会った人々が食べさせ、動物病院へ連れ行き、心の内を語って聞かせて可愛がる。
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『ひとりでカラカサさしてゆく』 思いがけずに接点をもつことになった大人達の群像劇。1人ひとりの人生が際立つ。

ひとりでカラカサさしてゆく『ひとりでカラカサさしてゆく』/江國香織/新潮社/1,760円(税込)外部リンク 
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10代の頃からもう30年近く、江國香織さんの小説を読んできたけれど、「人はみな、結局のところ1人で立っている」ことをみせてくれるという点が、一貫しているんだなあとこのたび初めて思った。

タイトルは童謡「雨ふりお月さん」の一節。
子どもの頃から好きな歌なので嬉しい。
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『夜が明ける』 久しぶりに小説の力を思い知る。

夜が明ける『夜が明ける』/西加奈子/新潮社/2,035円(税込)外部リンク 
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救済と再生の物語。
深く潜っていくような読書。
最後は水面に光が差すが、依然、水の中。

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『さよならも言えないうちに』 今回も確実にホロリときます。

さよならも言えないうちに『さよならも言えないうちに』/川口俊和/サンマ-ク出版/1,540円(税込)外部リンク 
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コーヒーが冷めないうちにシリーズ第4弾。

本作は4のスト-リ-で構成されています。
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【特集】 第146回 直木賞 大予想!

第146回直木賞候補作を、受賞予想の鼎談形式でご紹介!
※ この鼎談はフィクションであり、実在する人物・小説上の人物とは関係ありません。
 
鼎 談 参 加 者
平尾才助 (55歳) ----- 書店員歴33年
悠木和雅 (44歳) ----- 書店員歴15年
野口魚子 (33歳) ----- 書店員歴 6年

悠木: さあ、またもや直木賞の季節がやってまいりました。
野口: 今回も私たちは本命・対抗・大穴と予想しなくてはならない辛い立場にいます。
平尾: 毎度のことながら、誰にも頼まれてないけどな。
悠木: 今回は候補作6作のうち初候補の作家の作品が4作です。
野口: フレッシュ! フレッシュ! フレッシュ! フレッシュ! ですね。
平尾: 今回も前回に引き続いて意外な顔ぶれだな。
悠木: 今回も本当に予想するのが難しいですね。
平尾: ま、外れてもともとのつもりで気楽にやろうぜ。我々の使命はお客様に少しでも興味を持っていただくことなんだから。

候補作6作をすべてご紹介しています。続きはこちら!
 

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