909『比ぶ者なき』/馳星周/中央公論新社/1,700円+税外部リンク 
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「此の世をば我が世とぞ思ふ望月のかけたることの無しと思へば」
娘を入内させ天皇の外戚として実権を握った藤原氏。
11世紀のはじめ、摂関政治全盛期に藤原道長が詠んだこの歌は有名だ。
この本は藤原氏の礎を築いた藤原不比等の野望に迫る著者初の歴史小説である。
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