過去の「本の泉」

「穂村弘」の記事一覧



『彗星交差点』ほっこりとする日常が心を和ませてくれます

571『彗星交差点』/穂村弘/筑摩書房/1,540円(税込)外部リンク 
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穂村さんの文章はなぜこんなにくすりとさせられるんだろう。

日々の何気ない風景や言葉から、え?それちょっとへんじゃない?と疑問を投げかける。
誰かが言い間違いそうな言葉、何気ない夫婦の会話。

なんてこともない日常は詩よりも詩的でコントよりもコミカルである。
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『現実入門』 ずれた世界で生きている人間は......

548現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』/穂村弘/光文社/520円+税外部リンク 
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「ずれた世界で生きている人間は、現実を意識しないままではいられない。」

42歳の「ほむらさん」は、大きなことから小さなことまで、現実内体験が大きく欠けていると自覚している。
世間では一般的だが未経験な、「人生の経験値リスト」の項目を体験して、それについて書く、という仕事依頼を受ける。
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『野良猫を尊敬した日』今回も穂村さんワールド全開です!

野良猫を尊敬した日『野良猫を尊敬した日』/穂村弘/講談社/1,400円+税外部リンク 
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穂村弘さんといえば、現代を代表する人気歌人だが、エッセイストとしても活躍中。
私は穂村さんのエッセイが大好きで、全作品ではないけれど、手に取ってみることが多かった。

読んだ作品のほぼすべてが穂村さんの「ダメっぷり」が書かれているのに、悲壮感はほとんどゼロ。
それでいて、表現に絶妙な面白さがあるためか、読んだ後はずいぶんと明るい気持ちになれた。
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『絶叫委員会』日常のなにげない言葉の力に魅せられて

066『絶叫委員会』穂村弘/筑摩書房/680円+税外部リンク 
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日常の、なんてことない会話の中に飛び交う言葉の、計りしれない魅力を知ることができるコラムです。
たまたま聞こえてきた他人の会話。接客の際に使われる不思議な質問など。

文法なんて関係ない。
生で発せられる言葉の、“今”にこめられている感情やその温度の不可解さは、推敲されたきれいな文章では伝わりきれないものかも知れません。 [ 続きを読む ]



『絶叫委員会』 極限状態は人間を詩人にする!

066『絶叫委員会』/穂村弘/ちくま文庫/714円(5%税込)外部リンク 
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著者は歌人ですが、短歌にとどまることなく エッセイ、評論まで幅広く活躍しています。日々の何気ない「言葉」を 奥深く、柔軟に捉える感性が何とも温かく、時に笑いを誘います。
この本は著者が日常で出くわした印象的な言葉を拾い集めたエッセイ。よくよく考えてみたら この状況でこの言葉は可笑しくないか?? [ 続きを読む ]



『異性』 わかり合えない? 男と女

異性『異性』/角田光代・穂村弘/河出書房新社/1,470円(5%税込)詳細
ひとくくりに語ることは好きではないし、男も女も同じ人間だろう、とも思っている。が、的自体が違うところ(いや、違う次元?)にあって、射るどころか議論にすらならない「ずれ」を感じるのは、男女間で多いかもしれない。 [ 続きを読む ]



『異性』 

異性『異性』/角田光代 穂村弘/河出書房新社/1,470円(5%税込)詳細
まず、この本は
“いわゆるライトエッセイのような恋愛成就・結婚成就するための指南本ではない。”
ことを踏まえてお読みください。
本当に起きてもおかしくない身近な出来事をリアルに描く作家・角田光代と、ちょっぴり不思議な歌人・ほむほむこと穂村弘が男と女について真剣に考えたエッセイです。 [ 続きを読む ]



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