「重松清」の記事一覧
6月21



「あー、なんでこういうことするかな。なんでこんな言い方をするかな(イライラするー!)」
気づけば思い切り感情移入して読み入っていた、私にとってそんな体験をした初めての本です。
家族・家庭にまつわる内容の短編が収められており、各短編で描かれる家族はそれぞれに問題や悩みを抱えています。
家族であるがゆえに、イヤな思い、辛い思いをし、悩む。
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2年前に妻に先立たれた主人公の男性は、妻の育ったふるさと「希望ヶ丘」に中学生の娘、小学生の息子と3人で引っ越し、新生活を始めます。
学校になじめない娘、母親との思い出を追い求めてばかりの息子、また新しく始めた塾にも生徒は集まりません。
そんな中、妻の初恋の人「エーちゃん」が登場します。
矢沢永吉に憧れるキボチュウ(希望ヶ丘中学)の伝説の不良…… [ 続きを読む ]



“星のかけら”
それは持っているだけでどんな辛いことも耐えられるというもの。
しかし、それは交通事故現場に落ちているフロントガラスの破片である。 [ 続きを読む ]



「その日」というには足音も立てずにやってくるものなのだと、実際に迎えてみてはじめて知った。「その日」を境にして、昨日までの景色と、そして今日からの景色は確かに違って見えるのに、周囲の人々が何事もなかったかのように歩みを進めていくことにひどく腹が立った。許せなかった。その残酷さが悲しかった。 [ 続きを読む ]


クラスのイジメを苦に、ひとりの男子生徒が自殺した。
残された遺書には、四人の名前があった。
・永遠に許さない、地獄に落ちろ。と書かれたイジメの主犯格の男子二名
・親友になってくれてありがとう、と名指しされた幼馴染の主人公
・誕生日おめでとう、幸せになってください。と思いを寄せられた女子生徒
「許さない」 「ありがとう」 「ごめんなさい」
その三つの思いを書き残して、男子生徒は死んでしまった。 [ 続きを読む ]
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