


『赤毛のアン』全11巻を読んだことは私にとって本当に大きなことだったんだと『青い城』を読んであらためて思った。
同じ出来事でも自分の心ひとつで受け止め方を変えられる。
同じ出来事でも自分の心ひとつで受け止め方を変えられる。
なんて素敵、と受け止めるアンの激しい喜びの表現は私の心を明るくしてくれた。
おおげさなことはちっとも恥ずかしいことではなくて、人生をわくわく生きるコツ。子ども向けとは思えない辛辣さ、風刺もすばらしく刺激的なのがたぶんモンゴメリの特徴。
純粋さとウィット、賢い皮肉は両立する。毎日の楽しみ方を教わった。
考えてみれば、わくわくするとき、アンのように、島に吹き渡る優しい風を胸いっぱいに吸い込むような気持ちになっていると思う。
鼻をつんとすまして少し得意げな気持ち。
鼻をつんとすまして少し得意げな気持ち。
私の中の少女のモデル。
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